正義感とはなんなのか電車でキレてるおっさんから考えてみた
こんにちは
60日目です。
ついに3ヶ月目に突入です。
こんなに1つのことが継続した経験はないので
とても嬉しく思っている竹原です。
今回は
今日乗っていた電車で起こった出来事について
お話しようと思います。
竹原青年は、彼女の家に行くために電車に乗っていました。
その時の電車はそこそこ混んでいて、
竹原が乗った車両は優先席が12席ほどある比較的に優先席の重要度というか強制力というのが薄れがちな車両でありました。
すると、車両の優先席の方から
男性の怒鳴り声が聞こえます。
「お前、何イヤホンして聞いてんだよ!!はぁ??優先席だろ!なにお年寄りがいるのに平然と座ってんだよ」
おおお、でました
自らの正義感を振りかざす輩。
でも、言ってることは間違いではないとは思う。お年寄りがいるのに、座りたがっているのに平然と優先席に座ってゲームするのはなんなのか。怒りたくなる気持ちもわかる。
でも、考えよう。
そのお年寄り、すでに隣に座ってるぜ。
あんたの怒鳴ってるサラリーマンの隣に。
そう。
言ってることは間違いじゃないけど
自分が原因で、サラリーマンが怒鳴られて
そして、車両中から白い目で見られる。
それって逆に嫌がらせじゃね?
少し、周りを見渡そう。
そのお年寄り、なんかすごい嫌そうな顔で
うずくまってるよ。小さくなってるよ。
しまいには
その輩は言い掛かりをつけたサラリーマンに
逃げられて車両を移動する訳ですが
その時のお年寄りの顔。
すごくホッとしてた。そしてすごく申し訳なさそうだった。
その輩は確かに悪い人ではないと思う。
でも、手段がまずかった。タイミングがまずかった。
彼の行動で誰が救われたのか。
そして、誰がこれから救われるのか。
誰も救われてないよね。
そこにあったのは
正義感の押し付け。
そして残ったのは、
車両全体が感じた後味の悪さ。
正義感ってなんなんすかね。
席を譲る議論もそうだけど
度が過ぎると単なる独りよがりになってしまう。
まぁ、自分が気持ちよければそれでいいのかも。何もしないのはそれはそれで寂しい。
でも、何もしないことが
このような場面だと正解なのかも。
寂しい世の中です。