変わらぬ姿がそこにはあった。
こんにちは
64日目です。
バイトの月次ミーティングの開始時間を
7:30だと勘違いし30分はやく店内に待機していた優等生の竹原です。そうだとわかっていたのなら松屋で優雅な朝食を送っていたハズ。
そんな竹原は経費削減と外国人労働者の「シフト入れないとやめるぞ」圧力のせいで、5時上がり。私のこれまでの貢献は、、、。
そんなわけで彼女の部屋に置く
家電をバイト先の元先輩をつかい値下げしてもらおうという作戦の実行を試みした。
そう、バイト先の元先輩は今は某有名家電量販店でバリバリこき使われてるのです。
結果として、現金値引とポイント還元、そして分割会計により1万5千円ほどの値引きに成功。
竹原は勝利したのである。
そんな、戦いの場に出向く前
竹原は国内最大の電波塔スカイツリーから
竹原の中で最近急上昇タウン錦糸町へと
一駅分をケチるために歩いていたのですが
竹原はそこで、懐かしい光景を目撃するのである。
そう、それは公園で
遊ぶ小学生の姿。
鬼ごっこをしたり
ドッジボールをしたり
そして、男子たちはあつまって
カードゲームをしている。
それも、平たい砂のかからない高さの
公園の標識的なところの上で。
それを取り巻くオーディエンス。
懐かしい。もう滅びた文化だと思ってた。
自分もよく公園や小学校でカードゲームを
やっていた。一日中やってた。
休日には掘り出し物をさがしにリサイクルショップにもいってた。
でも、それも歳をとるうちに
廃れて行き。今ではコンビニでもカードは売っていない。
そして、カードゲームに勤しんでいるのは
むしろ、過去の記憶から抜け出せない
中途半端な財力をもった大学生。
そして、そのカードゲームが行われる場所は
公園などではなく、そういうのの専用の場所。
もう、小学生はそんな過去の遺産にはめもかれず、外にも出ず、家でゲームばっかりだと思ってた。そして、公園でもゲームでもしてんのかなって思ってた。
特に都会はそうだって。
でも、
その公園には
あの頃と変わらぬ子供の姿があった。
そして、空間レベルまで鮮明に蘇る記憶。
懐かしい。