竹ちゃんの世間に対するアレコレ

「当たり前の毎日に新しい視点を。新しい表現を」をテーマに、あまのじゃく大学生が日々の生活を新しい視点からシニカルに文字にしていこうと思います。 お付き合いいただけると幸いです。

お土産という誰得な謎文化。

こんにちは

101日目です。

 

オーストラリアに就活から国外逃亡していた同級生から、魔法のジャム?ベジマイトをいただいた竹原です。怖いもの見たさでのリクエストです。オーストラリア人はよくもまああんな微妙なものを作ったものだ。そして、それが現地の人ですら苦手な人が多いというのだから驚き。きっと竹原家の冷蔵庫でも放置され腐るでしょう。

 

そんな本日はお土産についてお話しようかなって思います。

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意外と日本のお土産文化って他の国と違うらしいよ。

 

では、いってみよう〜!

 

 

お土産という誰得な謎文化

 

お土産ってもらって本当に嬉しい?

*竹原はお土産がいらないとは言っていません。絶賛募集中です。

ズバリ、皆さんは

お土産をもらって嬉しいですか?

 

ハワイと言えばマカダミアナッツ、オーストラリアといえばTimTam、京都といえば生八ツ橋。

 

「私〜、この春休みにオーストラリア行ってきたんだ〜。はい!お土産!!」

 

そこで渡されるものは、基本的にその地の特産品だったりするのですが、、。

 

思うのです。

お土産によって嬉しいなと思う要素は

純粋にものをもらった時のお得感

そして、

お土産をもらう対象なんだという

自分のポジションの再確認により満たされる自己肯定感

 

そんなところではないでしょうか。

そこに、旅行の追体験という本来のお土産自身がが持っている要素は

もらう側には入っていない気がします。

 

そしてむしろ竹原には

「私はオーストラリア旅行とても楽しかったよ!!君もこれで楽しんでね!はいTimTam!!」

というように、TimTamという現地のお菓子から、送り主の旅の追体験を迫られているかのようです。

 

そして思うのが

消費できないものの秘める無限の誰得感

観光地によくあるキーホルダー、写真立て、謎の置物。

よくもまぁ頼んでもないのに、ガラクタを買ってきていただけます。

本当困る。

 

というのも、行ったことのない観光地のお土産を身につける意味。

部屋に飾る意味。

なんの思いいいれもないわ。むしろ行けない自分が惨めになるわ。

 

そして、お土産として

値段とサイズ的にもちょうどいいキーホルダー。

よくもらいますよね。

 

でも、考えてみてください

キーホルダーをつけるものってそんなに多いでしょうか。

鍵、リュック、ポーチ、、、。なくね。

そんな中にわざわざ、どこのお土産屋でもありそうな

まるで選ぶ手間を省くために選ばれたようなキーホルダーをつけるのか。

謎だ。

 

というわけで

もらえるだけで十分に贅沢なのですが

お土産ってあげる側は「買わないと、、、」という若干の強迫観念に囚われているのに、もらう側のニーズはうまく捕らえられていないため、クソみたいなものを送るか、とりあえずベターなお菓子をお土産として送る

というどちらもなんか幸せではない仕組みなのかなと思います。

幸せなのは、「とりあえずこれでいっか」の対象となるお土産やさんだけ。

 

まぁ贅沢なんですけどね。

お土産を選ぶ時間も楽しいっちゃ楽しいですし。

もらって気分が悪くなることはまずないし。

でも、別になくてもいいレベルの嬉しさだと思ってます。

 

こんなお土産システムなのですがこれって日本独自のものらしいですよ。

というわけで、次は海外のお土産事情にも言及して行きたいと思います。

 

 

日本のお土産システムって普通じゃない

竹原は、昨年の夏にディズニーランドに家族で行きました。海の方ね。

妹と母がオープンキャンパスで上京していて、「この機会にディズニーシーに行ってみたい」そうです。

そこで、竹原はチケットを手配して、アフター5でインパしました。(インパってなんかディズニーが好きなキモオタがよくいうよね。)

せっかくのディズニー(熊本県民にとっての理想郷レベルの土地)に行ったのにも関わらず、一周しご飯を食べた後に、彼らはお土産やさんに吸い込まれます

 

 

「ええええ、念願のディズニーなのに乗り物乗らないの??」竹原は驚きます。

 

「だって〜、お土産買わなきゃだもん」と妹

 

そして、入り口付近のお土産屋さんを一つ一つ制覇しながら

お土産を買って行きます。

チョコレート、せんべい、クランチ、アメ。

中身としてはどこでも買えるようなもの。唯一の違いはパッケージ。

 

そうして、竹原の入園料は飛んで行きました。

*この時、実はできるだけ前の用事が終わってすぐに入園して、少しでも長く楽しんでもらいたいということで1dayのチケットを手配していたのですが結果として入園したのが5時過ぎになり、そして竹原の優しさを評価されることなく親から払い戻されるアフター5のチケット二枚1万円。合計が25000円なので結果として15000円ほどの損をしました。それもただお土産を買うためだけに。

 

 

そんなテーマパークにおいてもお土産というものに支配されている日本人。

調べてみたところ日本と外国とのお土産文化の違いを示す記事がありました。

www.excite.co.jp

この記事によると、日本人が友人や職場の人などの自分以外の人にお土産を買うのに対し、外国人はマグネットやキーホルダーなどを自分のために買うという人が多いとのことです。つまり、旅行の思い出としてものを買うわけです。

 

これには、日本のお土産は基本的には饅頭などの食べ物が多いという背景もありますが、外国のお土産として食べ物が上げられるのはそう多くないという事実は調べてていて確かにな〜って思いました。

マカダミアナッツとかってお菓子メーカーの陰謀感が尋常じゃないですしね。

 

そんなわけで、日本人と外国人とのお土産というものは、似て異なるもので、食品などが多い日本のお土産と、自分のメモリーとして買うスーベニアという表現で分けるのが適当なのかな遠います。

 

この日本のお土産文化ですが

初めは、持ち運びに便利な耳かきやお札、薬品などだったのですが、

保存技術や交通網の発達により、伊勢の赤福や岡山のきびだんごなどの食べ物が好まれるようになったそうです。

時代に流れにのって、今ではメジャーなものが発展したと思うと面白いですね。

しかしながら、基本スタンスとしての誰かのためのお土産としては、やはり日本の神社にお参りするという文化が関係しているらしいです。そのため、海外ではあまりお土産として成立しないものでもお土産として好まれるようになったようです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

こんな色々言いましたが、竹原はお土産が大好きです。

伊勢は赤福、京都は八つ橋、広島はもみじ饅頭。

和菓子大好きなのでお土産絶賛募集中です。

 

よろしくお願いします〜。

*ストラップとかはやめてください