竹ちゃんの世間に対するアレコレ

「当たり前の毎日に新しい視点を。新しい表現を」をテーマに、あまのじゃく大学生が日々の生活を新しい視点からシニカルに文字にしていこうと思います。 お付き合いいただけると幸いです。

間違えて女性専用車両に飛び乗ってしまったこの辛さを何に例えよう。

憂鬱だ。

朝からとても憂鬱だ。

早起きして家を出る前に小一時間勉強したのにも関わらず憂鬱だ。

 

朝、いつもより家を早く出たばかりに

まさか、女性専用車両に乗ってしまうなんて。

 

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そりゃわからない。

だって、車両にはよくある「女性専用車両」のステッカーがはってなかったもん。

 

たしかに、なんか怪しい予感はしてた。

電車を隣で待っていたサラリーマンはホームから動かなかった。

そして、乗り込んだ電車も本来なら中央林間行きなのに、乗った車両は北千住行きだった。

 

「あぁミスって北千住行きにのっちゃった。まぁ北千住で乗り換えればいいか」と

自らを諭しながら目線を上にあげると

周りは女性ばかり。

そう、

 

 

そこはハーレムだった。

 

女性専用車両という名のハーレムだったのである。

 

純粋なハーレムと言うならば

喜ぶべきところなのだ、

そのハーレムの中心にいる僕は

彼女たちからすると

ただの

 

 

変質者。

 

 

あぁ辛い。

周りの「あ、やっちゃったのね」という視線が辛い。 

 

 

でも、これに屈してはいけない。

あくまで気丈に振る舞うのだと言い聞かせて

「あ、私実はオネエなの」感を出してみる。

 

もちろん、オネエ気分で乗るというだけなので周りの視線はザクザクとささる。

 

「視線ってこんなに鋭利なものでしたっけ。」

 

そう、思いながらも出来るだけとけ込もうとする。 

 

「目覚めよ! 俺の女子力!!」

 

なにも変わらない。

そこにいるのは

女性専用車両に迷い込んだ単なる変質者なのである。

 

そして、その変質者をさらに追い込む出来事が。

 

「ただいま、一番後ろの車両は女性専用車両になっております。ご協力よろしくお願いします。」と車掌さんのアナウンス。

 

ドSかよ。周りの視線が一斉に私の方に向きます。

 

「うっせー。そんなの知ってるわ!!俺に言ってんだろ俺に!!この変質者の俺に!!」

 

完全なる被害妄想です。

 

あぁ辛い。

 

そして、やっと電車は次の駅に到着です。

本当は北千住まで行くはずだったのに、わずか一駅で降ります。

 

「やっと解放されたぞ!おれは自由だ!!」

 

しかし、目の前にはまだもう一つ壁があったのです。

それは、その女性専用車両に乗り込もうとする女性の列。

降りようとする私を

「あ、変質者だ。」的な目で見てくるのです。

 

あぁ辛い。その辛さを乗り切り駅のホームを爆走して他の車両へと乗りうつろうとするも無情にもドアは目の前で閉じます。

 

そして、次に来た電車は

いつも乗っている電車である。

そして、連休明けということもあってか

その電車は超満員なのである。

普段はそんなことないの。

 

いったい僕はどうして

一本早い電車に乗ろうとしたのだろうか。

 

今回の件を通して

女性専用車両は車両ごとピンク色に染めてほしい。という思いがより一層ましました。

 

鉄道会社には是非とも一度検討していただきたい。

 

 

 

そして、最後に言いたい

 

女性専用車両に乗ってるの

ババアばっかりじゃねぇーか!!なにがハーレムだ!!

 

 

ミスって乗ってしまった女性専用車両

なんかフローラルな香りでもするのかなと思っていたのですが、実際はとてもババくさいフレーバーでした。

 

という本日の気付き。