竹ちゃんの世間に対するアレコレ

「当たり前の毎日に新しい視点を。新しい表現を」をテーマに、あまのじゃく大学生が日々の生活を新しい視点からシニカルに文字にしていこうと思います。 お付き合いいただけると幸いです。

僕はシュミガネーゼ、みんなはトクギンチャク。

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僕には趣味がない。

僕は趣味が欲しい。

リア充な趣味が欲しい。

ゴルフ、ダーツ、ビリアード

登山、楽器、キャンプ

 

そんなリア充な趣味が欲しい。

 

みんなそれなりに趣味を持っている。

日本酒が好きだとか、美術館巡り、古着漁りとか。

 

趣味という言葉を

継続的に嗜好しているものだとするのならば。

僕の趣味は読書、最近だとサウナ、ランニングである。

 

そう。サラリーマン。

ストレートに言えばおっさん。

そして、この趣味は祖父と一緒である。

父親ではなく祖父なのである。

 

地元のサウナに行くと

周りには、おっさん、じじい、おっさん、じじい、じじい、じじい、僕、じじい。

一応、言っておくがまだ22歳だ。

そう、ガッキーとかの全盛期と同じである。

 

このまま行くと、老化が早まりそうである。

しかしながら、サウナというものはいいもので、

趣味としての質は高いと思われます。

 

だがしかし

全然リア充ではない。

 

僕はリア充感を演出したい。

 

 

「休日とかって何してるんですか〜??」

女神が尋ねる。

 

「ん? 休日か〜。車運転するのが好きだからよくドライブとか行くよ〜。 あ、こんどどっか行く?」

あぁリア充。。吐き気がする。

でも、激しく羨ましい。

 

 

リアルはこうである。

 

「休日とかって何してるんですか〜??」

女神が尋ねる。

 

「日常に置いての不必要な意思決定による機会損失を防ぐために、システム化された生活を営むという目的の元に、その構成要素として必要な精神と体のバランスを整えるための調整に当てています。」

割とリアル。

休日とか、基本的にスタバで勉強してるか、本読んでるかくらいである。

そして、適度な運動。

この作業を邪魔されると憤慨します。

あと、アニメを一気に全話見して激しく後悔することもある。

 

あぁこれではモテない。

モテたい訳ではないが、これではモテない。

 

 

我ながら、こんな奴と出会ったら

即、モンスター認定してブログ行きである。

 

 

あぁあぁ趣味がない。

あるはあるが映えない趣味は趣味ではない。

人にドヤれるものでないと趣味と言ってはいけないのだ。

 

趣味がない

趣味がないぜ

趣味がねーぜ

シュミガネーぜ。

そ〜れ! ドンドンドンドンドンドンッ

 

俺、シュミガネーゼ!!(宇宙海賊ゴージャス風)

 

 

 

はい、滑りました。

 

 

そもそも思うんですよ。

ギターとか弾いて楽しいっすか?

ジャグリングとかして楽しいっすか?

謎の針を円盤に向かって投げて楽しいっすか?

ボールを細長い棒でつついて楽しいっすか?

 

ここでディスってるのはいわゆるオシャレスポーツで

特技として自己紹介で使われる奴です。

ちなみ、特技の僕個人としての解釈は

「あ、お前ら愚民が手を出せないものを嗜好している貴族ですっ!あーい。」

っていうものです。

 

休日に、家で一日中ギター弾いてるって

聞こえ的には「趣味に生きる男」って感じでなんかかっこいいけど。

 

冷静に考えてみてください。

もし、バンドなどに入っていなかったとしたら、、、。

なかなかやばい奴。

一体何が楽しくてやっているんだか。

 

そんなこんなで、

趣味、そしてそれの進化版「特技」についてここ数日間考えている訳ですが。

 

結果的に行き着いたのが

「みんな人気者になりたいんだ!」

「スカしながらドヤりたいんだ!」ということ。

 

ギターを一生懸命練習している彼も、

もしかしたら好きな子にでも聞かせてドヤるために練習しているのかもしれないし。

一生懸命、目を細めて細長い棒で球をつついている彼も

周りのシュミガネーゼと一線をかくすために必死で趣味にしようとしているのかもしれない。

 

そう、みんな特技に執着している

トクギンチャクなんだ。

 

今度から、そのような目線で自己紹介をみてみてください。

「あ、あそこにもトクギンチャクがいる」と。

自己紹介の場が急に水族館のように思えてくるでしょう。

そして、「無趣味なんですよね」という人は

「あ、あれが噂のシュミガネーゼだ」と。

 

その時のあなたの顔はきっと

にこやかな表情でしょう。

 

少なからず僕は周りから

「今すぐにでも死ねるくらいで幸せそうな悪い顔して笑ってるよね」と

言われます。

 

 

シュミガネーゼ

トクギンチャク

 

あなたはどっち??

 

 

 

 

p.s. じじいと打つと祖父と予測変換されることに感動しました。

ちなみに、ばばあはババアと変換されます。なにこの格差。

 

ミスコンの観客席から自戒の念をこめて。

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なんなんだ。

いったいなんなんだ。

この胸に去来する敗北感は。

 

ミスコン会場で

綺麗なウェディングドレスをタキシードを着た

ミスターとミスの人を見ながら

うなだれる竹原。

 

彼らの肩には

「ミスター〇〇」

「ミス〇〇」の文字が刻まれた

タスキがかけられている。

そして、彼らの手には輝くトロフィーが。

 

普段の竹原ならこう言うだろう。

「あ、中国製の布切れと置物ね。あんなのもらっても捨てるに捨てられないし、かといって大した価値もないし大変だよね。マジ乙。」と。

 

だが、観客席に座る竹原は

手をパチパチと叩きながら

むしろ感動している。

 

「おめでとう」

むしろ彼らにそう声をかけてあげたい衝動に駆られている。大丈夫か竹原よ。

 

普段の竹原は「感動ポルノだ!」って言ってバカにするタイミングである。

 

いったい竹原は何をしているのだろう。

何、感動しちゃっているのだろうか。

もう、歳なのだろうか。

 

普段のように素直に出てこない悪口。

そして、その代わりに胸に去来する感動。

そして、敗北感。

 

俺の大学生活は一体何だったのだろうか。

彼らのようにトロフィーの一つなりとも貰えるようなことをしていたのだろうか。

かけがえない思い出を作れたのだろうか。

 

たしかに一括りにすると楽しくはあった。

特に一年生。

学食にたまってダラダラ話して、夜は酒を飲んでオケオール。

一生続くと思ってたそんな日々が気がついたら四年生。実際には、三年生あたりからそんな日々ともさようなら。

 

ウェイサーの学生が集う学園祭。

「大学の恥部だ!」と言っている奴らが主役の舞台。1.2年の頃はバイトを入れてしまい行けずじまい。満を辞して挑んだ3年では、「住む世界が違う」と言い近くのカフェに逃げ込む。

 

「俺のチョコバナナ」って何なんだよ。

 

そして、今年。

ブサイクなウェイサーの女子にからまれてホットドッグ(300円)を売りつけられる。

「うぜーなー。くそブスが。」と思いながら300円を差し出す竹原。

これまでと違う点は4年になりバイト三昧なため財力があるということ。

 

「はい、はい。買ってあげるから少し黙ろうか。」

 

これだから僕はお金が貯まらない。貯められない。

 

 

あぁ。 アイロニー

 

この世界はアイロニーで満ちている。

 

ここで竹原が昨日の夜にしたためたポエムを公開いたします。

自分にとっての憂鬱な一日は、誰かにとってのかけがえない一日なのもかもしれない。踏み出さなかった後悔はその時、その場所にずっと残り続ける。歩みを進めた後悔は結果に対してのものだ。

今、この時。自分はどう生きていたい?
誰の隣にいて、誰が周りにいて。
何が好きで、何をしていたい?

今を全力で生きられない奴に未来は最大化できない。未来は予測できるものではないのだから。未来は今の積み重ねで作るものだ。

さぁ、どうするよ。

 

ちょっと幻冬社の本っぽくエモくしているももの。書いていることはメンヘラそのもの。

 

結局、お前もメンヘラじゃねーか!!

 

ポエムにもある通り

常に未来を見据えて生きている未来人竹原は

結局のところを今を生きていない。

 

ちょっと賢くなった気になって

固定観念にはまっている人を

バイアス星人だと言って見たり。

俯瞰して価値判断をして

愚かな選択を笑って見たり。

 

 

あぁ、アイロニー

ただただ真面目に生きているだけなのに。

あぁ、アイロニー

来世はミスコンに出てインフルエンサーになりたい。

あぁ、アイロニー

 

 

 

 

この世はアイロニーで満ちている。

 

 

ミスコン会場の客席から自戒の念をこめて。

p.s. 竹原は元気にしています。 

ちなみにこの記事は笑うやつですよ。

悟り世代こそ読むべきこれからの時代の生き方指南書「40歳が社長になる日」

こんにちは、今回は読書録ってやつです。

 

 

40歳が社長になる日

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まず、このタイトルをパッとみて
「あ、私には関係ないや」

と思った人には是非ともこの本を手に取り、しっかりと読み込んでもらいたい。きっとこの本はそういう人こそ考えるべき事を示してくれる本だと思います。

 

 

そして、私のこの本を読んでの率直な感想は
タイトルがなぁ、、、というもの

 

この本がNewsPicksアカデミアのアカデミア本として、家に郵送されてこなければきっと書店で見たとしても、いつもごとくパラパラと開くだけで、しっかりと読むことはなかったであろう。

そんなタイトル。(純粋に私の読解力が低いだけなのかもしれないが)

でも、私は改めて声を大にしていいたい
まだ、40歳じゃない、社長になる気もない、そんな自分を想像すらできない人にこそ読んで欲しい。そして、自分は現在就活を終え悠々自適な生活を送る大学四年生だが、もう一年早くこの本を手にとっていたら何かが変わっていたのかもしれない、大学入学時に読んでいたらと、ついタラレバをいってしまいたくなるような本である。

 

というわけで今回は、岡島悦子さんの「40歳が社長になる日」を紹介します!

 

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個と破壊的イノベーション

前置きが長くなったのでさっそく
本の内容に触れると、この本は決して未来は明るいよと告げてくれるものではない。
むしろ、これからの時代を生きる私たちに、時代は戦争へと進みつつあると告げている。
(ここでいう戦争はあくまでも社会人として生きていく上で生じる争いが激化するという意味)

そして、そんな時代では
私たちは自分自身を表す名刺が一枚では足りなくなる。自分の価値を表すものが会社のロゴの入った名刺から、自らのスキルを切り売りするためのスキルセットへと変わるのである。

就活をしていると、よくこのような言葉をきく。
「私の個性を活かせる仕事をしたい」

正直、「そんな都合のいい仕事なんてないよ。」と言いたくなるところだが、どうもそういう仕事ができる日もそう遠くはないようだ。

それは
人の仕事が破壊的イノベーションを起こすものへと変わるからである。

破壊的イノベーションとは
従来の当たり前を覆すもので、文字通りの破壊である。

そのために私たちに必要とされるのは
これまでの型にはまった答えではなく
一発のクリティカルヒットなのである。(もちろん連発した方がいいには違いない)

では、破壊的イノベーションを起こせる人材、私たちが目指すべき人材とはどういう人材なのか、この本では述べてある。

 

キャリタグ×キャリタグから生まれる競合優位性

その人材とはキャリタグ(専門性)を多く持っていて、そのキャリタグを掛け合わせることができる人材である。


イノベーションの源泉は掛け合わせだという話はよくきく話だろうが、これは純粋に掛け合わせればイノベーションが起きよということではなく、私たち自身も掛け合わせができる専門性を有する必要があるということなのである。

 

自分の現時点でのキャリタグを見つめてみる

これを聞いて就活生などはどう思うのだろうか、少なくとも私は就活の際には専門性を何か身につけて競合優位性のある人材にならなければと思いエンジニアを志望したわけだが、これからの時代ではこれだけでは足りないのである。

改めて自分のキャリタグを見つめなおしてみる

そこで、改めてどのように私が競合優位性を出していくのかを考えてみる。
まず、自分の強み(専門性)となる部分を書き出していく、
SEO関連の知識
WEBのディレクション
エンジニアリング
ダイエットの知識(30kgのダイエット成功)
様々なTIPSを知ってる

あれれ、、、
はじめの三つはプロと比べると
あくまでもセミプロレベルだし、、、。

ダイエットのノウハウだって
健康を害す可能性を否定できないわけで、、、。

様々なTIPSって、、、苦し紛れ。

 

と、なると私自身にはなんの専門性もなくなんの競合優位性もないわけです。
私の名刺には、純粋な所属である大学名しか乗らないわけです。


このままでは、まずこれからの時代で生きていけないわけですね。し、死ぬ、、、。って奴です。


つまり、私はとりあえず何かしらの専門性を身につける必要があるわけです、それもプロとして名刺でかけるレベルでの。
そして、今度は次に名刺をまた探して自分のものとしないといけないわけです。

辛いけど、勝ち残ればとても楽しく
そして、自分の個性を活かしていける世の中に変わりつつあるのです。

 

場数をすでにライバルは踏んでいる


そして、そんな中で大切なのが

ただの座学だけではなく

実際に場数を多く踏む必要があるということ。

学生でいう、長期インターンでの圧倒的成長ってやつです。


それを示すように、この本では次期社長候補は早々とピックアップされて、多く場数を踏ませるというような取り組みがなされつつあるようです。

そう、私たちがピックアップされてないなら気がついてないだけで、もう門は開いてるわけです。
もう、恐怖しかない。無知とは怖いものです。


しかし、ピックアップされていないからといって諦めるのではそれまでです。大切なことは場数を踏み、そしてキャリタグをつけること。

それができればピックアップされるかもしれない。少なくとも以前よりは競合優位性が高い存在になれているはずです。

 

まとめ

ダラダラと書いてしまいましたが、まとめるとチームプレイという都合の良い言葉だ個を軽視する時代は終わりつつありますと。

これからの時代はカリスマ型のリーダーよりも上手に仕事をふることができるリーダー、キャリタグの掛け算ができるリーダーが必要になってきていて、それに伴い、当然働く人にも個性というか他とは違うスキルが求められるというわけです。

 

私たちの世代は悟り世代だとか、言われて就活も安定志向だけど、この本を読んでいるとこの悟り世代の傾向はミスリードなのかなと思います。何も悟ってない。 

 

悟って賢いフリをしてるくらいなら

現場でがむしゃらに働け。

 

そして、キャリタグを沢山作って

個性の活かせる楽しい仕事をやりなさい。

 

そう言われてる気がしました。

 

この他にも、多くのメッセージがこの本には籠められているので、ぜひ読んでみてください!

以上!!

 

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先月の「人生の勝算」といい、今回の「40歳が社長になる日」といい、また人にプレゼントしたくなる本が増えちゃいました。

来月も期待です!!