竹ちゃんの世間に対するアレコレ

「当たり前の毎日に新しい視点を。新しい表現を」をテーマに、あまのじゃく大学生が日々の生活を新しい視点からシニカルに文字にしていこうと思います。 お付き合いいただけると幸いです。

キャリアを選択するうえで考慮するべき現実についての話を聞いて。

こんにちは

140日目です。

 

本日は念願の早稲田大学に潜入し、頭のいい人たちと一緒の空気を吸ってきた竹原です。間違いなく賢くなりました。シャキーン。

 

今回は単なる不審者としての潜入ではなく

講義の中でのカメラマン兼聴講者というポジションでのオフィシャルな潜入であります。いぇい。

 

そんなわけで

一聴講者、一就活生として

今回の社会人としてのキャリア形成についてのお話をきいた感想を今回はまとめようと思います。

 

では、いってみましょう!

 

キャリアを選択するうえで考慮するべき現実についての話を聞いて。

f:id:thomas21:20170522192944j:plain

私達のになう日本のこれからはお先真っ暗

就活生をしていて、忘れかけていたこと

それは、日本ってなかなかやばいよってこと。

 

売り手市場、超売り手市場だの言われて

誰もが口を揃えて

「よかったね、景気を良くて」

 

そのようにポジティブな声を聞いていると

このまま景気が上向きになっていくようにも、

そして志望する企業にも繁栄の二文字しかないように感じる

 

 

でも、数年前までは氷河期だった。

実際問題、今世界的に強い企業がなんかやらかせば一気にその流れに

なってしまうことも考えられる。

この「景気が良いね」って言葉はそういうレベル感のものなのかなって思いました。

 

実際、何千人って人をリストラしている会社が、新卒で数百人取ろうとしてる事実。

しかしながら、そんな会社が「就職したい会社ランキングの一桁台に入ってたりもする。」

車で栄えたデトロイトだって、今や廃墟に等しい。所詮そのレベル。

 

ブランド名が強いのだろうけど

自分も実際名前で会社を選んでたし、オフェィスの場所はヒカリエがいいなんてわけわからないことを言ってた。

 

ちょっと売り手市場だからってチヤホヤされて

そして、社会的にも応援される就活生という立場にかまけて現実を美化していたのかもしれない。

 

売り手市場。

しかし、お先は真っ暗。

 

悲観的だといって切り捨てるのではなく

その事実を理解することの大切さを感じました。

 

 

当たり前が贅沢へと変化した現在

お話の中で、クレヨンしんちゃんのお話がありました。

「どうして、キャリアについての話にクレヨンしんちゃん?」

と思いそうですが

 

主人公の「野原しんのすけ」のお父さんのことを考えてみてください。

きっと、アニメになかでは

会社でも家庭でもうだつの上がらない、中間層などというイメージがついていると思います。

 

でも、しんのすけのお父さん

「野原ひろし」って実は勝ち組らしいんです。

 

今や、就活で人気のある商社勤め

そして、年収650万。

夢のマイホームに

子供二人、犬一匹。

 

きっと今の私達の感覚だとそれなりに

幸せそうな生活ができてるんだろうなというレベルだと思います。

 

しかしながら、物語がはじまった1990年代だと

これが、なんか残念な描き方をされてしまう。

そう、その頃はそれがある意味そこまで理想といえるほどの水準ではなかったのです。

 

そして、

この今の時代を生きる私たちにとってそれが

「幸せそうな生活」として捉えれるということは

 

私達の生活の水準が落ちた、理想とするレベルが落ちたということです。

 

今の時代の「野原ひろし」を描くとすると

一体どのような設定になるのでしょうかね?

サービス業、年収450万?アパートぐらし、奨学金返済中とか?

 

そんなわけで私達がむかしから無意識に刷り込まれたきた

「当たり前に幸せな生活」って意外と難しいものなのです。

 

動かないとみえる景色はかわらない

そして、今回の講演をきいてみて一番感じたのが

如何に自分の人生を戦略的に生きていく必要があるのかということ。

 

これは、勢いで攻めることが悪いというわけではなく、

そして、冷めて生きろといういうことでもなく

戦略的にポイントを絞り勢いでせめるということ。

 

やっぱり、どう生きたいのか

そして、どう働きたいのかとか自分の中で知る必要があるのかなと思った。

 

しかし、それってそもそも社会のことがわからないから

なんいも思いつかない、明確な解がない。

 

 

そのためには動く必要があるというのが今回のお話。

 

とりあえずその世界に飛び込んで見る

そうするといろいろな事がわかる。

もっともだなって思います。

 

自分もエンジニアでインターンしてみて

じつはすごく地味だってことや、意外と期待してたほどのマインドがそこにはなかったりとか。

 

そのおかげで今はある意味、地に足ついて会社をみることができる。

 

やっぱり、一歩踏み込むことの大切さを感じます。

そして、踏み込んで変わる見える世界をしっかりと見て、すり合わせをする。

すごく大切だなって思います。

 

未経験のエンジニア志望の人と話してて、

「毎日レッドブル飲みながら、音楽ガンガンでイケイケで仕事したい」

とかって聞くとイラッとします。

 

例はいまいちですが、見てる世界がすこしかわるってことは

そういうことなんだと思います。

 

 

基本は等価交換

鋼の錬金術師を読んだことをがある人はよくご存知

等価交換という言葉。

 

同じ価値同士のものを交換するよという漢字まんまの意味。

 

これは給料にもあてはまる。

つまり、高い給料をもらうには

それなりに長い時間働くか、それだけの価値がある仕事をするのかということ

 

楽に仕事がしたいのならば

それなりの給料を覚悟するか

 

それほどの価値の高いことをするスキルがないといけない。

 

 

当たり前のことだけど

言われないと考えないことだなと思いました。

 

 

 

まとめ

お先真っ暗だからこそ、

一人で生きていく必要がある。

もう、終身雇用の時代は終わった。

 

これからは会社ではなく

個として評価されるものを見つける必要があり

それを身につける働き方をする必要がある。

 

そのためには、きちんと戦略的にキャリアを考える必要がある。

そして、キャリアを考える上で大切なのが、一歩踏み込んでみるということ

とりあえずインターンとかいろいろできるうちにいろいろやっとけ!

 

 

 

そんな感じかなと思います。

 

 

 

いやー、たまにはよその大学にいって

違う空気を吸うこともたいせつですね!!

 

とても刺激的な一日でした。